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人生がつまらない、ということの意味

いいことがあっても、楽しいことがあっても、人生はつまらないままだ
何かに必死で取り組んでいる時だって、ただ気にする余裕がないというだけで
人生がつまらない、という事実は何も変わっていないのだけど
カタチにならない断片ばかりの文字列で今日もノートを埋めていく

君は生きがいを感じて人生を楽しんでいるヒトをみたら、羨ましいと思う?
まさかね、むしろ怖くなっちゃうだろ?生きがいを感じるには“反転”が必要だから
不可逆的な“反転”、意図的な“反転”、考えただけでクラクラしちゃうね
そんなこと続けたら、もう帰ってこれなくなっちゃうのにさ

たとえば「仕事のおかげで自立できる、社会の一部になれる」みたいな“意味の世界”
まったく逆で、実際は「仕事しないと自立できない、社会の一部になれない」って設定
そもそも機械や自然や蓄積の力におんぶにだっこで何が“自立”“社会の一部”だって話
つまり、この設定もまた“意味の世界”の産物ってわけ

意味に意味を探し、意味を意味で塗り、意味で意味をひっくり返し、意味で意味に耐える
人生がつまらないのは人生が空虚で無意味だからではない
君が今苦しいのは君の世界が空虚で無意味だからではない
人生も世界も意味にまみれている、君を追い詰め押し潰す灰色の意味に

人間は口に突っ込まれる灰色の意味を咀嚼して飲み込んで、オトナに“成長”していく
「人生に意味のないことなんてないんだから!」とか、ほんと参っちゃうよなぁ
「生きていくために“好きな”意味を見出せ!」とか、どうせなら喜んで食えって?
意味で意味を誤魔化せなくなったら次の意味、意味に苦しめられても性懲りもなく

意味意味意味意味!

この一見前向きな前のめりの姿勢を身に付けて
現代社会を覆い尽くす灰色の意味に慣れていくんだ
勉強なんて嫌だ!働かされるのなんて嫌だ!そんな君の現実感覚も
“自分”“将来”“義務”“優劣”“損得”“○○のため”そんな灰色の意味に染まっていく

たとえば“生産性”のような個人に押し付けられる奇っ怪な指標なり能力は
悉く灰色の意味にすぎない、というのも“個人”自体が灰色の意味だから
灰色の意味に好きな意味を塗って、それもすぐ灰色に染まって、また塗って
そういう強迫的反復の結果が灰色の意味(クソ)にまみれたこの世界ってわけ

「そんなんじゃ負けちゃうよ」「バカだ!バカだ!」「これが人間の本性だろ?」
“意味の世界”に没入する現実主義者のみなさんが君を逃がさないんだ
学校、明日のテスト、成績、受験、課題、期限、雇用、収入、競争、肩書、人間関係、日常会話、みんなの目・・・・・・「反転せよ!反転せよ!」
もう忘れちゃったかな、昔のこと

草花に風の流れ、川の音に山の小道、無意味な世界では常に“そこ”で意味が生滅した
おもちゃやゲームに夢中になれたろ?ぬいぐるみと一緒にいつまでも遊べたろ?
でも今は?要するに灰色の意味で塗り潰されて固まっちゃったんだよ
君は灰色の意味“しか”感じられなくなった、君の世界にはそれ“しか”なくなった

無意味であることは自由の前提条件である

君が現実的な必要もないのに苦しんでいるとしたら
それは灰色の意味に苛まれているだけなんだぜ
「あれもこれも現実的に必要なんだ!」と顔を青くしているとしたら
それは“意味の世界”に囚われているだけなんだぜ

君は悪くないよ

人生がつまらないのは灰色の意味に人生を乗っ取られているからだし
人生が楽しいのは灰色の意味に絶えず意味を塗りたくっているからだし
君がもし「人生がつまらない」と泣いているとしたら
それは君に残された現実との最後の接点かもしれないんだぜ


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「死にたい」をみたらムカつきませんか?

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「死にたい」
「うまれてこなければよかった」
「人生に何の意味も感じられない、生きててもしかたない」
リプライ欄
「だったら誰にも迷惑をかけずに勝手に死ね」
「そんな風にしか考えられないなんて、残念な人ですね」
「つまらないのはお前がつまらないから」

「ネガティブなことを言う人がいれば、それ以上に怒る人がいる」

「うん」

「言葉にしなかった人たちも、大半は同じように思ったんだろうね」

「そうだろうね」

「君はどう?やっぱりムカつくかな?」

「まぁ場合によるんだろうけど、基本はムカつくよね」

「なぜ?」

「さぁ、なぜだろう?」

「心配とかより先にムカつくでしょ」

「うん」

「先日部屋を片付けたんだ」

「うん」

「昔の思い出の品から最近のモノまで、たくさんのゴミがでたよ」

「ずっと片付けてなかったんだね」

「うん、やっぱりめんどくさいからね」

「うん、めんどくさいよね。それで?」

「そのままのカタチで残っていたんだ、小さい頃によく使ったおもちゃ、空想世界で一緒に遊んだぬいぐるみ、絵の具、習字セット、授業で作った工作物。埃をかぶって傷だらけになっていたんだ、CDにゲームに子供向けの本に参考書、買ってもらったモノたち・・・・・・。積み上げられた入門書や教科書や専門書を整理した、千切れた本の帯をしゃがんで機械的にゴミ袋に投げていった、“知”がどうとか“本質”がどうとか、そんな勇ましい文句の断片が目に入った。ぐしゃぐしゃになったサークルの勧誘チラシ、“一緒に楽しもう”とか“充実した生活”とか、笑顔でピースの集合写真とか。大学の授業で使ったプリント、数式とか図式とか形式ばった文章とか。会社のパンフレット、“社会人”とか“プロフェッショナル”とか、デキるビジネスマンのイメージを体現したスーツ姿のイケメンが遠くの方をキリッとみている写真とか」

「・・・・・・なるほど」

「うん、その瞬間、なんとなくわかった・・・・・・わかって“しまった”んだ。いっぱいになったゴミ袋を運び出そうと立ち上がった瞬間、今までの記憶が一気に流れ込んできて、ごちゃ混ぜになって、一つの塊になったと思ったら、二つになって、一つが離れていって・・・・・・というより吹き飛んでしまって」

「糸が切れてしまったんだね」

「記憶が分裂して、いや剥離して、全て“向こう側”で起きただけのように感じられて、手元に残ったのはただの抜け殻で。同じ言葉を何度も繰り返した時の「あれ?なにこれ?」という感覚が世界全体に広がっていった」

「所詮は醜悪な“意味”にすぎなかった。本気で取り組んできた“現実”なんて、所詮“ふざけ切った世界によって押し付けられただけのクソ塗れの何か”にすぎなかった、傍からみれば滑稽でさえない何か。そんな世界に従って、たくさん我慢してつらい思いをするうちに、いつの間にか没入してしまって、抜け出せなくなっていたんだ」

「意識が遠のいて、少しでも気を抜いたら倒れてしまいそうで、そしたらもう二度と起き上がれない気がして、必死にしがみついてしまった」

「それで、君は何がわかったんだい?」

「なんとなくだよ」

「うん」

「みんな、ギリギリなんじゃないかなって。一見そんな悩みなんてなさそうに溌剌と生きている人たちでさえ、こっちが思う以上に、いや多分本人が思ってる以上に、ギリギリなんじゃないかなって。今にも倒れてしまいそうなところで、つまりこの世界が底無しにバカバカしいクソ塗れの世界とわかって“しまう”寸前のところでギリギリ踏み止まってるから、ひと押しになりかねない言葉は拒絶して防衛するしかない、そのぐらいもういっぱいいっぱいなんじゃないかな」

「みんな、動き続けてないと倒れちゃうんだろうね。倒れて、全部壊れて、これまでの自分も崩れて、けど実はもうとっくに壊れてる、そもそもの始まりから崩れてるって、薄々わかってて、それでも・・・・・・クソをクソと知りながらしがみついて喰らい続けるしかないんだ」

「うん、現実と何の対応関係もない奴隷ピラミッドの世界で・・・・・・「偏差値」「経歴」「スキル」「大企業」「年収」「エリート」「優秀」「無能」「個人」「自立」「責任」「自分の人生」・・・・・・あっはっは、あっはっは・・・・・・わっはっはっ!笑っちゃうね、笑っちゃい過ぎて、涙が出てくるね」

「ひどい世界が、ひどい世界をつくった」

「ひどい世界が、ひどい人生をつくった」

「ひどい人生、それは無意味でさえなかった」

「無意味であることが許されなかった」


笑い話

やってオッケーつくってオッケーポイポイポイポイハイオッケー
だってこれって人間本性生産性、当たり前の姿勢真性奴隷性
「みんな頑張れば幸せになれるよ!」「さあ前を向いて幸せになろうよ!」
空虚も過ぎると皮肉みたい、お前の吐き散らすバカもの語

甘ったれた戯言に吸い寄せられる薄弱者、自制節制喪失セッセッセ~の末路
みろよ、最低なお前が逃げて縋って続けた地獄の連鎖
「厳しい社会」とかぬかしてんなら知ってたんだろこの世のこと?
「家族持つってほんと大変!」ではなぜ?つまり××だってよ!

無様な生だよ“自分”の措定
もう戻れないなんて眼球も干乾びちゃうね!
あまりに惨めな“自分”なる現実、何年生きてもわからないんだ?
遠くに見える明かりに群がる諦められない賢い生命

そんなお前が崇める幻想
権利自由幸福マネー
限られた資源だ!殴って蹴落とし奪えよゼロサム、裏切り貶め笑えよゼロサム
「この世は戦い!それが資本主義社会の現実」って、どうかしてんだろお前のココ

不正な制度に正しくご奉仕充実してるね奴隷の日常
不正な成長を正しく見守る充実してるね獄卒の日常
「何を根拠に不正だなんて!」?
何を根拠に「正しい」だなんて?

努力如きじゃどうにもならない劣等知能視界不良
何をみたって何もみえないなら生きてたってしょうがないだろ?
無い未来無い将来な罪人の遺伝子まき散らすお前の罪一生焼かれて贖え業火で
恋や自尊で地獄に拉致する悪人の遺伝子まき散らすお前の罪一生裂かれて贖えその手で

当然だろ?ふつうのこと

せめて悪いことしたら謝りなさいよ、それがお前たちのルールだろ?
せめて産み落としたら謝りなさいよ、だってお前たちのルールだろ?
知ってたんだろ?
動き回っても食い込んでくるだけのこの世界のこと
じっとしていても蝕んでくるだけのこの世界のこと
ああ!ほんとやってくれたよな!うまれてこなければ!うまれてこなければ!
また拒絶して信仰統制?

模範的小市民向けに垂れ流された謳い文句にお約束通りノコノコ釣られて
ハイ“幸せの可能性”と“生きる意味物語”お買い上げ!子供!子供!
「代金の方は子供払いでお願いします」負債!負債!
ポンポンポコポコハイオッケー!みんなやってるからハイオッケー!

地獄の掟に従いみんながみんな“よりよい自分の生活”に執着し行動することで
地獄がますます地獄になっていくだけの取り返しのつかなくなった世界で
“よりよい自分の生活”の筆頭条件と宣伝されているのが奴隷の再生産で
なんといいますか、まぁ
底無しに腐りきった心性で善人ぶって被害者ぶって人間ヅラしやがって、で、で、で?
嘘もみんなで重ね続ければマコトになるノデ!?

クソったれどものクソったれた世界におけるクソったれた人生だ!

不意に刺さった棘の痛みみたいな罰に溢れた一瞬一瞬
お腹にあいた空洞みたいな自我に塗れた一瞬一瞬
どうにもならない濁流みたいな怒りに満ちた一瞬一瞬
雨に濡れた窓みたいな両の視界溶けて流れて干乾びてただの汚れになって

わかってるよ!「それが人生」だろ?ならしたがって

お前の意味“奴隷の再生産”笑い話だろ?本当のこと!
お前の使命“奴隷の思想教育”笑い話だろ?本当のこと!
お前の生きがい“奴隷の成長”笑い話だろ?本当のこと!
お前の罪悪“その生の全て”笑えないだろ?本当のこと!


もう今日が始まる

眠れなくて、窓を開ける
夜の風に、頬をあてる
逃げ場がないな
何も変えられないまま時間になるんだ

イスに座り、宙を仰ぐ
胸の痛み、虚空を紡ぐ
抜け出せないな
泣いてなくても涙は流れるんだ

もう明日に連れていかないで

また未来に託して先に延ばす?
“自由”を信じて耐えてみる?
知っているでしょ、あるのは“自然”と“不自由”だけで
“自由”なんて観念、ただの方便

「生きる意味を考えることができるのは人間だけだから」、もう誤魔化さないで

「考えなければならない」なら強制なの
「考えずにはいられない」なら欺瞞なの
「考えないとやっていけない」なら麻酔なの
目の前の現実としての人生に“特権”を見出したって・・・・・・

だからもう嘘を吐かないで

また過去に縋って夢をみる?
“愛”を信じて耐えてみる?
知っているでしょ、あるのは“理屈”と“規制”だけで
“愛”なんて替え玉、孤独の木馬

だからもう繰り返さないで

剥きだした今を飲んでみる?
思考をやめてゼロになる?
そうすればほら、希望も絶望もない静けさが訪れて・・・・・・
でも、救われないな

もう今日が始まるから


干乾びたような誰かの手

気がつくとイスに座っていて、手には数枚のカード、描かれている記号が何なのか、カードがどんな意味を持つのか、そんなことさえわからない。

「時間なので」

ゲームは突然始まった。

「早く手を打たないと負けちゃうよ?」

クスクス笑い。

「おいおい、そうは言ってもルールはちゃんと守らないとねぇ」

ヘラヘラ笑い。

「つまり、そのカードは使えないってことさ」

訳がわからないからその薄気味悪く不自然に輝いた眼をじっとみつめるしかなかった。ああ、ヒトがいたんだ・・・・・・そりゃそうか、ゲームなんだから。

「なんだよ!ルールはルールだ!なぁ!?」

大袈裟な身振り手振り、目配せ。こいつらはルールを知っているらしい。というよりこいつらがルールをつくっているのか、あるいはこいつらは既にルールなのか。つまりルールがこいつらと同じ類の存在の集合によってこいつらと同じ類の存在の集合のためにつくられたとしたら、こいつらは“こいつら”に生まれた時点で意識的にどうこうするまでもなく既に“ルール”そのものなのである。

「仕方ないよな、ルールなんだから」

どうやら決着がついたらしい。

「自分でパスを選び続けたんだから、ちゃんと責任とらなくちゃ」

そう言って世界は笑った。

「あいつじゃなくてよかった~」

イスとテーブルがテキパキと片づけられるのをボンヤリ眺めていると、目の前に人間の道が出現しており、その先にはドアがあった。気をつけの姿勢をとるスーツ姿の人間の道、みんな首から“支援者”と書かれた札を下げている。不意に腕を組まれたのでハッと横をみると、両脇は二人の“支援者”に固められていた。頬がこけて疲れたような青白い顔、しかし眼は虚ろに輝いている。二人はニコニコと前だけを凝視しながら、腕に力を加え進むよう促してくる。手をとって共に歩く“支援”、ニコニコしてはいるが強烈に力を加えてくる。転ぶように一歩前に進むと、世界から歓声が上がった。

「みなさん、これこそが“人間”であります。障害を持つ人も、問題を抱える弱者も、どのような“個人”も、誰一人見捨てることなく“社会”の構成員として各々の個性を発揮し、しかるべき役割を担う・・・・・・自分の力で手にする居場所、そして人間としての尊厳・・・・・・このような包摂こそがまさに人間の“人間”たる所以なのであります!みてください、自らの足で立って歩き、今まさにこの世界で生きていく進路を自分で選択しようと前進する対象者、そのかけがえのない人生に寄り添う支援者!一歩一歩、すなわち一つ一つの選択、生きること!そう、生きることの力になりたい!そんな多くの人々の思いが実現させた社会的支援システム!」

世界は拍手を送り、先ほどのゲームで手に入れたらしい“カネ”の極一部を恭しく納めてみせる。称賛の声、拍手喝采。

「これが“人間”であります!」

“支援者”の手を振りほどいて道の外に出ようとするも、道の“支援者”に突き飛ばされてあっさり取り押さえられた。訳がわからないからその薄気味悪く不自然に輝いた眼をじっとみつめるしかなかった。

「これが我々の仕事なんですよ」

さっきまでのニコニコが嘘のように無表情へと変わった“支援者”に起され、5人になった“支援者”に手足胴体を抱き押さえられた。「ちゃんと前を向いて生きなきゃなぁ」と呟く声が聞こえた。ドアの前まで滑稽に“自分の足で歩く”と、“支援者”がドアノブまで手を運びそれを握らせた。つまりこれが“責任をとる”ということらしい。ノブを回し、“自分でドアをあける”と、全身が光に包まれた。あぁまたかと思ったが、なぜそう思ったのかはわからなかった・・・・・・。

気がつくとイスに座っていて、手には数枚の・・・・・・手?手、干乾びたような誰かの手。


プロフィール

遊民

Author:遊民
読みたい本が山積みなのでニートしてます。

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