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応援メッセージ

「勇気を与える市民の声が届きました!エー、先日放送いたしました『就労支援』の最前線に登場したタカシ君、彼の衝撃的な言動をみた大勢の視聴者のみなさんがですね、いてもたってもいられなくなったのでしょう、なんと1000を超える応援メッセージが当番組宛てに寄せられました!」

「ハイ、こちらですね、本当にたくさんの方々がタカシ君を激励しようとメッセージを送ってくださいました。中には非常に厳しい内容のものもありましたが、文面からは何とかタカシ君に立ち直ってもらいたい、そんな気持ちが伝わってきて私も胸が一杯になってしまいました!本当は一つ一つ丁寧に紹介させていただきたいのですが、時間の都合上申し訳ございません、4つだけを、タカシ君の心に届くことを願って、紹介させていただきます」

まず初めにこれだけは言わせてください、タカシ君のお父さん、お母さん、あなたたち二人は何も悪くない!どんな事情があろうと人間はみな20歳を超えたら100%自己責任であります。タカシ君を27歳まで育てられたお父さんとお母さんに一体どんな責任がありましょうか。いつまでもフラフラして社会に文句を言うだけの27歳、私だったらとっくに家から追い出しているでしょう。しかしお二人は諦めることなく息子の更生を願い、暴れるタカシ君を「社会」に連れてきました。その姿をみた私は感動して涙を流さずにはいられませんでした。そこに至るまで、きっと大変な苦労をなされたことでしょう。タカシ君は社会経験が無いから、そうした人の苦労を考えることができないのでしょうが、いつか必ず有り難いと感謝するようになります。甘えるなタカシ!その年まで絵を描き続けることができたのは、一体誰のおかげだ!「社会」でしっかり心を入れ替え、素晴らしいお父さんとお母さんに恩返しできる真っ当な人間になりなさい!(50代男性)


「ええ、本当にタカシ君には他人の気持ちや苦しみがわかる人になってもらいたいですねー」

私には弟がいましたが、きちんと働かなかったことが原因でタカシ君と同じような妄想に囚われてしまいました。私たち家族が何か言うたびに興奮して喚き散らすようになって、諍いが絶えなくなり、ある日突然自殺しました。残された家族は「教育が足りなかったのではないか。もっとできることがあったのではないか」と今でも自分たちを責め続けています。テレビ画面で暴れるタカシ君の姿をみて、誰も口にはしませんでしたが、きっとみんな弟のことを考えたのだと思います。弟が「社会」と出会えていたら、私たちが無理やりにでも「社会」に連れていっていたら、社会に復帰できていたのではないか?気づけば家族全員が泣いていました。タカシ君、あなたはそのまま無為に時を過ごして、将来どうやって食べていくつもりなのでしょうか?少なくとも弟は人様が汗水たらして働いて納めた税金にタカることより、死ぬことを選びました。弟は社会に何一つ貢献していませんでしたが、私は福祉より死を選んだ弟を誇りに思います。弟は人間として死にました、文明を捨てた獣と化してしまう前に・・・・・・。タカシ君もそれくらいの覚悟をもって、弟の分までしっかり人生を全うしてほしいと思います。(20代女性)


「働かないことがいかに危険なことであるか、悲しい経験をされた方がつらい気持ちに耐えて話してくださいました。タカシ君の姿が弟さんと重なり、ちゃんと生きなさい!と言わずにはいられなかったのでしょうねー」

激しく暴れ回った、かと思えば意味不明な妄想を自信満々に語り出すタカシ君をみて、正直自分の子供がああならなくてよかったとホッとしてしまいました。厳しいことを言うようですが、27にもなって社会に文句を言っているようでは、どこで何をしても通用しません。社会から逃げ続けたタカシ君は自分が正しいと思い込んでいるようですが、現実の社会をみればすぐに間違いに気づくはずです。みんながタカシ君のように文句ばかり言うようになったら、社会は回らなくなってすぐに崩壊してしまいます。だからみんな文句を言わず、自分がやるべきことを一生懸命やっている。そうやって維持されている社会に生かされている自覚が少しでもあれば、「クソシゴト」などの無礼極まる一連の発言は恥ずかしくてできないはずです。自分は富の生産に貢献していないくせに働くことをバカにして、それを正しいことだ賢いことだと思っている。そんなタカシ君のような若者が増えてマジメに働かなくなってしまったことがこの国の衰退を招いているのです。施設で更生し、まずは働く人に敬意を持てる人間になってください。また、国は彼のような憐れな人間をこれ以上増やさないためにも、抜本的な対策を取るべきだと思います。(40代女性)


「一人ひとりが一生懸命働くことでこの社会が維持できている、この当たり前の事実を改めて心に刻みましょう。そしてこの国の未来のためにも、何としてでもタカシ君を救わねばなりませんねー」

テレビに映るタカシ君をみて、ボクは友人のことが心配になりました。ボクの友人も就労支援プログラムを利用していますが、タカシ君のように変な思想に染まったりはしていません。働く人にきちんと感謝し、みんなと同じように社会貢献できないことに悩み、常に自分を責めながら、それでも生活保護だけは嫌だと言って必死に頑張っています。タカシ君のような特殊なケースが報道されてしまうことで、マジメに取り組む人にまで誤解と偏見が及び、不当に差別されてしまうのではないか。そうした人たちのことを考えもせず、訳知り顔で自分勝手な理屈を並べるばかりのタカシ君には怒りと不快感しかありません。それでもタカシ君のお父さんとお母さん、そして支援者の方々は君を助けようと頑張っています。タカシ君は絶対に期待に応えなければなりません。自分を一から見つめ直してください、どんな仕事でもおカネをいただくいじょう感謝の気持ちを持って取り組めるようになってください、最高のお父さんお母さんと素晴らしい支援者さんに恵まれたことに気づいてください。タカシ君が本当の意味で社会復帰する日がくることを願っています。(20代男性)


「いやぁ、心温まる応援の声でした!きっとその一つ一つ、一文字一文字がタカシ君の勇気に変わることでしょう。我々もですね、取材を続けることでタカシ君の社会復帰を見守り、応援し続けていきたいと思います!がんばれ、タカシ!」


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Author:遊民
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